どうも！

 

 

ZACC raffine　スタイリストの遠井です。

 

 

少し前にグレージュカラーが流行りました。

 

【グレージュ】とは

 

グレー×ベージュの色を組み合わせた色味です。

 

 

そんな流行カラーが今では定番カラーになりつつある【グレージュ】ですが

 

実はハイライトとの相性が抜群に良いんです。

 

先日のお客様でちょうど【グレージュ】×【ハイライト】のメニューの方がいらっしゃったので、解説していきます。

 

 

まずはビフォア

 

 

前回他のサロンで、少し暗めのダークグレージュにしたいとオーダーしたところ

 

黒に近いぐらい、暗めのアッシュにされて

毛先の方はマット(緑色)にされてしまったらしいです。

 

 

これは毛髪診断と、それによるゴールの色に対しての適切なカラー調合が出来ていない事が原因で起きた失敗です。

 

 

今回のお客様はブリーチの履歴が中間から毛先にかけてあり、毎日アイロンを使用するので毛先の方はかなり色が入りやすくなっています。

 

毛髪のベースとダメージ具合によっては

グレーやアッシュ系のカラー剤＋補色

の組み合わせだけでグレージュに出来ますが、今回のベースだと毛先はマットになってしまいます。

 

なので今回の調合のベースとしては

アッシュ系(発色)＋ヴァイオレット系(質感＋発色を抑える)

 

をベースに考えていきます。

 

発色に対して、発色を抑えるというのは矛盾しているように感じますが

これは、アッシュが発色し過ぎてマットになるのを抑えるという意味で使用します。

 

 

では、塗りあがりです。

 

 

20分後に発色をチェックします。

 

 

うん。良さそうですね。

 

シャンプー後、ダブルプロセスでハイライト部分にカラーしていきます。

 

ダークグレージュにハイライトがアクセントで効いてますね。

こだわりのハイライトでお洒落カラーを提供させて頂きます！